こころに、打ち出の小槌を44

2019.08.06 Tuesday 12:45
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    先日、
    映画『君が世界を変えていく』の、
    話しをしました。

    この短編(たんぺん)映画は、
    池田先生(創価学会インターナショナル会長)のエッセイ、
    『君が世界を変えていく』を、
    映画の中で、抜粋(ばっすい)して、
    朗読(ろうどく)しているんだけれど、
    最後のところで、
    すごく、感動してしまったので、
    今日は、その部分を、
    そのまま、のせたいと思います。


    //////////////////////

    私は思う。

    人は、生まれたとき、

    トルコ人として生まれたのではない。

    アメリカ人として生まれたのではない。

    パレスチナ人として生まれたのでも、

    ユダヤ人として生まれたのでもない。

    それらの名は、小さな「符丁(ふちょう)」にすぎない。
    (符丁とは、商人が、商品につけて値段を示す印や符号)


    生まれたときは、だれもが、

    ひとつの「いのち」として生まれた。

    ひとりの「人間」として生まれた。

    お母さんは、「日本人を産(う)もう」とか

    「アラブ人を産もう」と思って、

    産んだのではなかった。

    ただ、「すこやかな、いのちたれ」

    と願っただけのはずだ。


    青きボスポラス海峡(かいきょう)の上を、

    高く遠く飛んでいる雲は、風は、

    地上の人類を見下(みお)ろしながら、

    こんな、ささやきを、かわしているかもしれない。


    ――― 気づいてください。

    この高い空から見れば、

    世界は、ひとつ。

    だれもが「地球の民(たみ)」。

    「アメリカ人」なんて、いないことを。

    「イラク人」なんて、いないことを。

    いるのは、たまたまアメリカに住んでいる、

    ボブという少年の「いのち」。

    たまたまイラクに住んでいるムハンマという

    少年の「いのち」。


    同じ「地球の子」


    それが、国の名前で分けられて、

    憎(にく)み合えと教えられる!


    気づいてください。


    その愚(おろ)かさを。その傲慢(ごうまん)を。

    この憎しみを次の世代(せだい)に引き継(つ)ぐことの、

    「むごさ」を ――― と。


    今、必要な「地球人意識(いしき)」。

    それは、遠いどこかにあるのではない。

    コンピューターの画面の中にあるのでもない。

    人間として人間のために

    『胸(むね)を痛(いた)める心』の中にあるのだと。


    「あなたが苦しんでいるかぎり、私も苦しむ。
     
     あなたが、だれであろうと!

     あなたの悩みが何であろうと!」


    と。


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    2019.09.21 Saturday 12:45
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